鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官は14日、国会の統一外交通商委会議に出席して、北朝鮮が今回の爆発を「水力発電所建設のための爆破」と解明したのに対して「他の可能性に対しても注意深く見守っている」と明らかにした。
鄭長官は、議員らの質問に「発電所建設のための爆破作業である可能性があるが、今まで大規模工事着工のときに北朝鮮がこれを報道してきたこととは違い、事前報道がなかった」とし「事実いかんに対して綿密に検討してみる」と答えた。
北朝鮮の両江道金亨稷郡(ヤンガンド・キムヒョンジクグン)で発生した大規模爆発と関連して、アリラン1号衛星と米軍事衛星が近いうちに北朝鮮上空で事故地域を撮影する予定であるため、15、16日頃正確な爆発原因が確認されるものとみられる。
一方、尹光雄(ユン・グァンウン)国防部長官は14日、大統領府で開かれた閣議に先立ち、記者らと会って「北朝鮮上空の雲が消えて今日か明日中に衛星写真を撮れば、爆破された部分を確認することができる」と明らかにした。
アリラン1号は同日午前、事故地域を撮影したが、撮影映像が雲が立ち込めた状態に白く写って判読が難しいという。
金正勳 jnghn@donga.com