「首都移転反対全国民運動本部」は17日午後、ソウル鍾路区世宗路(チョンノク・セジョンノ)の世宗文化会館の前で発足式を行い、政府の首都移転を阻止するための国民上げての反対運動を繰り広げていくことにした。
全国民運動本部には、首都移転に反対するハンナラ党所属議員78人と全国の広域(都道府県)および基礎自治体(市町村)議員、市民団体の関係者などが参加した。
これらは、同日の決議文を通じ「首都の移転で、地域間の不均衡問題と首都圏の過密問題は解決できない。膨大な予算を無駄遣いせず、経済回復に集中しろ」と要求した。これらは「首都移転反対1000万人署名運動」に取り掛かることを宣布し、10月28日ソウル市庁(シチョン)前のソウル広場で開かれる「首都移転100万人決議大会」を皮切りに、全国的な運動に広げていく計画を明らかにした。
同日の発足式では、李在五(イ・ジェオ)ハンナラ党議員、林東奎(イム・ドンギュ)全国広域議会議長協議会長、李在彰(イ・ジェチャン)全国基礎議会議長協議会長、李春鎬(イ・チュンホ)韓国女性有権者連盟名誉会長、ソウル大学の崔相哲(チェ・サンチョル)環境大学院長などが共同代表に祭り上げられた。
金栽瑩 jaykim@donga.com