Go to contents

IAEA査察団、孔陵洞の研究用原子炉を訪問

IAEA査察団、孔陵洞の研究用原子炉を訪問

Posted September. 23, 2004 22:12,   

한국어

19日に韓国入りした国際原子力機関(IAEA)第2次査察団5人のうち、シャコネン団長ら2人が23日午後、ソウル蘆原区孔陵洞(ノウォング、コンルンドン)にある研究用原子炉を訪れた。ここは1982年の4、5月にプルトニウム抽出実験が行なわれた所で、現在原子炉2基が解体中だ。査察団は、同原子炉での実験過程や抽出物の痕跡などを調査する予定だ。

査察団5人は22日まで大田(テジョン)韓国原子力研究所で、00年1、2月に行なわれたウラン分離実験に関する調査作業を行ない、1982年に精錬された金属ウラン150kgのうち、損失分12.5kgの行方を追跡したとされる。損失分は当時、放射線遮蔽材として使用された後、廃棄物貯蔵庫に保管されていた。

査察団はまた、廃棄物貯蔵庫で窒酸溶液に溶解され保管されているプルトニウム0.08gの一部を採取した模様だ。

原子力研究所の関係者は、「大田に残っている他の3人は、24日にソウルで合流する予定だ。22日夕方には、全体調査の60%を終えた」と話した。



wolfkim@donga.com