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アテネパラリンピック、黙祷の中で閉幕

Posted September. 29, 2004 21:53,   

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2004アテネパラリンピックが29日午前(韓国時間)の閉会式もって、12日間の熱戦に幕を閉じた。

140ヵ国・地域から4000人あまりの選手が参加し史上最大規模で行われた今大会で、韓国はホン・ソクマンが陸上男子車椅子100m、200mで2冠を達成したのをはじめ、金メダル11、銀メダル11、銅メダル6個で総合16位となった。中国が金メダル63、銀メダル46、銅メダル32個で総合1位。韓国は、2000年シドニー大会で金メダル18個を獲得し総合9位となったことに比べれば7ランクも落ちた成績だ。

これは、一部種目の代表選手の平均年齢が40歳を超えるなど、大半が1988年ソウル大会から活躍していたベテラン選手たちが中心になっていたため。障害者選手らがメダルを手にしたところで、さほどの恩恵もないため、若年層からは見放されており、選手層が急速に高齢化してきたわけだ。障害者選手に対する年金制度などを一日も早く整備しなおすべきだという指摘の声も上がっている。

一方、同日の閉会式に参加する高校生を乗せたバスがトラックと衝突し、7人が死亡し30人が負傷する事故が起き、大会組織委員会側は閉会式の途中で、死傷者たちのための黙祷を捧げ、行事の大部分を取り消した。

次回大会は、2008年に中国・北京で開かれる。



李元洪 bluesky@donga.com