米国防部東アジア太平洋担当副次官補のリチャード・ロリスさんは1日、米国は在韓米軍縮小時期を延期してほしいという韓国側の要請を慎重に考慮していると明らかにした。
未来韓米同盟政策構想(FOTA)会議の米国側首席代表のロリス副次官補はこの日の夕方、ワシントンの駐米韓国大使官邸で開かれた開天節(建国記念日)及び国軍の日記念レセプションに参加し、記者らの質問に対し、このように答えた。次官補は「在韓米軍縮小時期に関する韓国側の心配はよく知っている。韓国側と意見差はかなり縮まった」としながらも、兵力縮小規模について「言及しない」と回答を避けた。
韓国は、在韓米軍1万2500人が米国の計画通り、来年末までに縮小された場合、朝鮮半島に安保空白が憂慮されるため、縮小時期を1年以上延期することを米国側に要請した。
權順澤 maypole@donga.com