与党ヨルリン・ウリ党の千正培(チョン・ジョンベ)院内代表は26日、「来年の景気の見通しが当初の予測より大変厳しくなっていることから、国会の来年度予算審議過程で政府が提出した予算規模を拡大する考えだ」と述べた。
千代表はこの日、国会交渉団体の代表演説でこのように話した上で「与野党4党の指導部と政策責任者が参加し、虚心坦懐に話し合う民生改革立法の円卓会議を設けよう」と提案した。
憲法裁判所が新行政首都建設特別法に違憲決定を下したことについては「突然な慣習憲法の出現で、国会の立法権はもちろん、韓国憲法そのものが傷付けられたとの見方が出ている」とし「憲法裁決定の効力を認めるものの、その決定をめぐる議論が社会の健康性を示している、と言える」とし、遺憾の意を示した。
また千代表は「国家保安法を廃止する代わり、安保への不安をなくすため、刑法の内乱罪規定を補足する」とし「過去史真相究明法・私立学校法・言論関係法など4大立法を通常国会で可決させる考えだ」と強調した。
千代表は「北朝鮮の核問題はもちろん、南北間の協力と交流を拡大し、韓半島の平和体制に向けたあらゆる議論が南北間で行なわれるべきだ。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)総書記が直接会い、責任のある対話に臨むよう注文したい」と語り、南北首脳会談開催を促した。
崔永海 鄭然旭 yhchoi65@donga.com jyw11@donga.com