千年古都の慶州(キョンジュ)がマラソン熱気で盛り上がった。
31日、慶尚北道(キョンサンプクド)慶州市にある隍城(ファンソン)公園市民運動場〜武烈(ムヨル)王陵〜普門(ポムン)村〜天馬塚(チョンマチョン)を経て、再び市民運動場に戻ってくる42.195km循環コースで開かれた東亜(トンア)日報2004競走オープンマラソン大会(東亜日報社、慶州市共同主催)。
フルコースとハーフコース10kmなど3部門に分けられて開かれた今大会はみんながひとつになる楽しい市民フェスティバルだった。
歴代最多の1万1396人が参加して深まる慶州の秋を走り、家族、市民など4万人あまりが参加者たちとともにマラソンの楽しさと秋の趣を楽しんだ。
午前8時、出発を知らせる爆竹とともに、参加者たちがスタートラインをスタートするや、家族と市民たちが一斉に歓呼し、コースのあちこちでも市民たちが拍手で選手たちを励ました。
特に、今大会はコース全体の標高差が10m以内と、上り下りを大きく減らした新しいコースで行われ、参加者たちは歴代どの大会より楽に走ることができたし、男女フルコース優勝者の記録も去年より大きく向上した。
5047人が参加したフルコース部門で、男子部優勝者はマラソン企業として有名な(株)ウィアのホン・インピョ氏(29)。
ホンさんが記録した2時間29分32秒は、昨年大会1位記録である2時間36分38秒をおよそ7分6秒も短縮した数値だ。1〜6位のうち2位を除いた5人が同社所属。
女子部フルコースでは、チン・エジャ氏(44・大邱マラソンクラブ)が3時間05分34秒(去年1位記録=3時間09分29秒)で優勝した。
ハーフコース部門男子部では李ボンジュ氏(現代マラソン同好会)が1時間11分10秒で優勝しており、女子部ではハ・ユスク氏(釜山マラソン連合会)が1時間25分22秒で1位を占めた。
男女10km部門では、シン・ジョンシク氏(33分11秒、現代重工業)とチャン・ゴンジュ氏(40分23秒、韓国ソニー)がそれぞれ金メダルを獲得した。