大学生だけが参加するアニメーション・フェスティバルの「第6回富川(プチョン)国際学生アニメーション映画祭」が、5日〜9日に京畿道富川市(キョンギド・プチョンシ)のポクサゴル文化センターで開催される。
同映画祭には20カ国から352本の作品が出品され、この中から予選を通過した49本の作品が上映される。
開幕作には日韓による合作アニメーションで、サムラ・ジョージ監督とアン・テグン監督が共同演出した「新暗行御使」(写真)が決まった。元々、「新暗行御使」はヤン・ギョンイル原作の漫画で、日本で150万部が売れた話題作だ。
「新暗行御使」は、滅びた仮想の国である「ジュシン」を背景に最後の暗行御使(アムヘンオサ:朝鮮王朝時代に王命を受けてひそかに地方官僚らの不正などを調査にあたった王室直属の官職)の「文秀(ムンス)」が苦しむ民衆を助けるというファンタジー作品だ。
今年のベニス映画祭で閉幕を飾った大友克洋監督の「スチームボーイ」と、日本の長編アニメ「遊戯王」も韓国内では初めての上映となる。「私は変な人と結婚した」で知られるビール・プリーントンの新作である「ヘアーハイ」と、フランスのアニメ教育機関である「シュパングフォコム(Supinfocom)」による「ベスト・コレクション」もファンにとっては見逃せない名作だ。032−325−2061〜2
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