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米、ファルージャでベトナム戦以来の最大作戦

米、ファルージャでベトナム戦以来の最大作戦

Posted November. 08, 2004 23:29,   

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イラク暫定政府が事実上、全国に非常事態を宣布したなか、米軍とイラク政府軍が7日夜(韓国時間8日未明)、スンニ派抵抗勢力の拠点であるファルージャで大規模な攻撃を開始した。

米軍は仁川(インチョン)上陸作戦やベトナム戦以来、単一作戦としては最大規模である約1万2000人の兵力を投入して、占領作戦に乗り出した。抵抗勢力も重火器などで対抗しており、大規模な流血事態が憂慮される。

ファルージャには現在約5万人の住民が残っており、抵抗勢力は3000〜5000人と推定される。

米軍は同日未明、ファルージャ西部と東部地域で同時に作戦を開始し、抵抗勢力が掌握していたユーフラテス川西岸の一部地域を占領した。この過程で、米軍と抵抗勢力の60人以上が死亡し、少なくとも75人が負傷した。

国連のアナン事務総長は同日、「ファルージャ攻撃が、ともすればイラクに大規模暴力事態を誘発し、来年1月に予定された総選に支障をきたす恐れもある」と警告した。4月の米軍のファルージャ攻撃では、イラク人約730人、米軍135人が死亡した。



朴炯準 lovesong@donga.com