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「後半に1点を守る野球をする」

Posted November. 09, 2004 23:06,   

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「守る野球をする。」

プロ野球史上最高の待遇で三星(サムスン)の指揮棒を取った宣銅烈(ソン・ドンリョル)新任監督は、投手出身らしく「バットで打って勝つ野球よりは、守る野球で三星のチーム・カラーを変える」と言った。

−所感は・・・。

「今年、金応竜(キム・ウンリョン)監督に仕えながら誉れある引退をさせてさしあげようと思ったのだが・・・。12時頃、通告を受けたが、一方では当惑して心がとても重かった。監督の業績に付いて行くことはできないはずだが、頑張る。」

−大邱(テグ)から一緒に上京しながらどんな話を交わしたか。

「監督が、『気楽に譲る』と言っていた。『申し訳なくて、監督のもとで多くのことを学んだ』と申し上げた。」

−今後、どんな野球を繰り広げたいか。

「三星は今まで、攻撃野球をして来た。しかし、これからは守る野球を70%ぐらいする。本塁打を打って勝つよりは、後半に1点を守る野球を志向する。」

−金応竜式野球とはずいぶん違うか。

「長所は受け入れるが、悪いところは正していく。現代野球は打者たちに全てを任せない。」

−選手たちに求めたい点は・・・。

「9回の裏が終わるまで諦めてはいけないという点を強調する。放棄はありえない。」

−沈正洙(シム・ジョンス)と朴鎮萬(パク・ジンマン)を迎え入れる意思はあるか。

「まだそれを考える時期ではない。数日経ってから慎重に考えてみる。」

−コーチングスタップ構成は・・・。

「その問題もこれから悩んでみる。今はそれどころではない。」

公式記者会見が終わった後、宣新任監督は休憩室でタバコを取り出してくわえた。彼は、「さっき昼に急に通告を受けてびっくりさせられたよ」と言いながら頭を振った。「金監督が何と言いましたか」と問うと、彼は、「『やあ、お前も一度やってみろよ』と言いました」と言いながら笑った。

宣新任監督は10日、大邱で選手たちと初顔合わせをする。



金相洙 ssoo@donga.com