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Kリーグ・プレーオフ出揃った 来月5日準決勝

Kリーグ・プレーオフ出揃った 来月5日準決勝

Posted November. 21, 2004 22:40,   

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「真剣勝負はこれからだ…」

2004三星(サムスン)ハウジェンKリーグ後期リーグが水原(スウォン)三星の優勝と全南(チョンナム)ドラゴンズのプレーオフ合流で幕を閉じた。

これで来月5日、前期優勝チームの浦項(ポハン)スチーラスと統合勝ち点1位(41)の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)が浦項専用球場で、水原と全南が水原ワールドカップ競技場で決勝進出をかけて4チームが一騎打ちする。

ここで勝利したチームが8日と12日、ホームアンドアウエ方式で今シーズン王座を巡って対戦する。

●スター監督の対決

車範根(チャ・ボムグン)水原監督は、ドイツ・ブンデスリーガーで名を馳せた韓国サッカーのヒーロー。李章洙(イ・ジャンス)全南ドラゴンズ監督は中国プロリーグで下位グループだったチュンチン・ルンシンとチンタオを頂点にけん引した「チュンチンの星」だ。

94年にプロリーグを離れた車監督。98W杯惨敗の責任を問われ下野生活を送ってきたが、今年10年ぶりにKリーグに復帰した。後期リーグの序盤、一時は最下位まで落ちる恥辱も嘗めたが、終盤で粘り強さを見せて後期リーグ1位でプレーオフ進出を果たした。

李監督は、強力な外国人軍団を前面に立てて優勝候補にまで浮上したが、外国人選手の不正問題が浮上し気苦労もあった。しかし「監督の墓場」と言われる中国リーグで生き残った根気で選手たちを調練し、後期リーグでは9試合連続無敗を記録してプレーオフに上がった。今シーズン両チームの対戦戦績は1勝1敗1分け(カップ大会含む)と互角だ。

●師弟の対決

86メキシコW杯では監督と選手として挑んだ金正男(キム・ジョンナム)蔚山監督と崔淳鎬(チェ・スンホ)浦項監督。崔監督は浦項の12年ぶりの正規リーグ優勝を目指して師匠に挑戦状を突きつけた。しかし00年に蔚山の采配を握ってから「万年準優勝」に止まっている金監督には、教えっ子に遠慮している余裕などない。

前期リーグ1位の浦項は後期リーグに入ってから10試合連続の勝利無し(3分け7敗)のスランプに陥るなど最下位で後期を終えた。しかし20日、光州尚武(クァンジュ・サンム)を3−2で下し、反転のきっかけを作った。浦項の強みは禹成用(ウ・ソンヨン、10ゴール)とタバレズ(5ゴール)につながる最前線攻撃手の力強い得点力。

蔚山は前後期で共に3位をマークしたが、統合勝ち点では水原を得失点数で振り切り1位に立つなど、安定した戦力を誇る。今シーズンの対決では崔監督が2勝1敗(カップ大会含む)と優勢。



梁鍾久  yjongk@donga.com