与野党は16日、金元基(キム・ウォンギ)国会議長の斡旋で院内代表会談を開き、破局を迎えている臨時国会の正常化とイラク派兵延長同意案の処理問題について議論したものの、歩み寄ることができなかった。
同日、ハンナラ党の金徳竜(キム・ドクリョン)院内代表は「国家保安法など4大法案の合意処理を約束すれば登院することができる」との立場を明らかにした。
しかし、ヨルリン・ウリ党の千正培(チョン・ジョンベ)院内代表は4大法案処理問題に関する交渉は進行させるが、イラク派兵延長同意案の同日本会議処理と新年予算案審議の正常化を求めた。
交渉が決裂した後、ウリ党は本会議を開いてイラク派兵延長同意案の単独処理を試みたが、金元基(キム・ウォンギ)国会議長が与党単独処理に対して難色を示し、午後遅くまで難航した。
また、ウリ党は議員総会を開いて、イラク派兵期間を1年延長する内容の派兵延長同意案に対して勧告的賛成党論を決めた。
尹永燦 yyc11@donga.com