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NBAのハ・スンジン、腰負傷で初出場ならず

NBAのハ・スンジン、腰負傷で初出場ならず

Posted December. 28, 2004 22:55,   

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韓国人として初めて米プロバスケットボール(NBA)に入団したハ・スンジン(19、223cm、ポートランド・トレイルブルーザーズ)。

契約翌日の28日、ホームで行われたフィラデルフィア・76ersとの試合でNBAデビュー戦をする思いでわくわくしていたが、試合をする前に、故障者リストに上がってしまった。前日の練習で、ぎっくり腰になったためだ。

氷マッサージと物理治療を受けているハは現地特派員とのインタビューで、「練習の時、多少緊張したようだ」とし、「でも故障はひどくないため、今すぐにでもプレーできる」と意気込んだ。

ポートランド球団としては無理してプレーする必要がないため、5試合ぐらい出場選手リストから外すと発表した。このため1月8日、シャキール・オニールが出場するマイアミ・ヒート戦での初出場を期待するしかなくなった。

故障者登録されたハ・スンジンはNBA規定によって同日、ベンチの代わりに観客席で試合を見なければならなかった。コートを走ることはできなかったが、目の前で繰り広げられる華やかなプレーを見ながら、NBAで生き残らなければならないということを、改めて思い知らされたようだった。

試合後、ハ・スンジンは「初めてだから何とも言えないが、適応するには問題ないと思う。ゲームが非常にスピーディーでセンターもよく走らなければならない」と感想を述べた。

米国現地報道を見ると、ハ・スンジンの名前の前には「7−foot−3(223cm)」というレッテルが付いている。NBAで3番目に高い背がもちろんハの武器だが、スピードが落ちては弾力の優れたセンターにかなわない。ハ・スンジンは腰痛で試合に出られないのを残念に思い、「コンディション維持の重要性を改めて感じた」と付け加えた。

NBA出身の韓国プロバスケットボールTGサムボのジョンジェイ・ハンプラスコーチは「ハが初めにどういう印象を与えるかが何より重要だ」とアドバイスした。NBAはただちに使える選手を求めるということ。米国に留学している許栽(ホ・ジェ)は「若いだけに焦らずに少しずつ地道に習っていくべきだ。早い攻守転換を身に付けなければならず、攻撃よりはディフェンスとリバウンドに重点を置くべきだ」と話した。

ハ・スンジンは入団する時、「ベスト5」入りしたいという気持ちで背番号5を選択した。先発メンバー入りに向けたハのサバイバルゲームは始まったばかりだ。

一方、ポートランドは同日、アレン・アイバーソン(28得点)に支えられたフィラデルフィアに104−111に敗れた。再度の肋骨負傷で保護帯を付けて出場したオニールが31得点、7リバウンドをマークし、マイアミはアトランタ・ホークスを116−102で下してチーム史上最多の12連勝をした。



金鍾錫 kjs0123@donga.com