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ザイトゥーン部隊のテロ容疑者数人を逮捕

ザイトゥーン部隊のテロ容疑者数人を逮捕

Posted January. 05, 2005 22:39,   

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合同参謀本部(合参)は5日、韓国軍・ザイトゥーン(アラブ語でオリーブとの意)部隊が駐留;しているイラク北部アルビル市内で、米軍の攻撃作戦によって、数人のテロ容疑者が逮捕された、と発表した。米軍が、アルビル地域で現地の抵抗勢力に対する攻撃作戦を繰り広げたのは今回が初めて。

合参によると、米軍は同午前6時(日本時間)から1時間にわたって、ザイトゥーン部隊の駐留地から25キロほど離れたアルビル市内のサルラアディン大学の一部ビルへの攻撃作戦を展開し、数人のテロ容疑者を逮捕した。

米軍は昨年12月、アルビルに抵抗勢力が潜伏しているとの情報を入手し、抵抗団体の動きを綿密に注視していたが、かれらの潜伏先を確認し、急襲したもようだ。現在、米軍は、逮捕されたテロ容疑者を対象にアルビルに潜伏中の抵抗団体の規模と潜伏の目的を取り調べているものとされる。サルラアディン大学は、クルド人自治区で最も大きな規模の総合大学校であり、ザイトゥーン部隊は最近、同校にコンピューターを寄贈したことがある。

一方、合参の説明によると、ザイトゥーン部隊は「普通(green)→緊張(amber)→脅威(red)→危急(black)からなる4段階のテロ徴候評価段階のうち、これまでの「緊張」の段階を維持している。合同参謀当局者は「今回の米軍攻撃に対する反発で、抵抗勢力によるテロ脅威が高まっているだけに、ザイトゥーン部隊は必須作戦を除いた部隊員の営外活動を統制している」と話した。



尹相虎 ysh1005@donga.com