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鼻から入れる内視鏡検査 患者の99%が満足

鼻から入れる内視鏡検査 患者の99%が満足

Posted January. 16, 2005 23:08,   

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胃の内視鏡検査は、胃がん検査に欠かせない。しかし内視鏡管を口に入れる時、不快な点は一つや二つでない。代表的なのが、吐き気や痛み、息がつまるような感じだ。

このため、最近では睡眠内視鏡検査を選択する人が多い。しかし、これも稀ではあるが死亡事故が発生するため、安心できない。

このような状況で、内視鏡管を鼻から入れて胃を検査した結果、患者の不快感と痛みが大きく減少したという研究結果が出た。

亜州(アジュ)大学病院の消化器内科の金ジンホン教授が240人を対象に実験した結果、鼻から管を入れた人の満足度のほうが高かった。

金教授は240人を120人の2グループに分けて、Aグループは鼻から、Bグループは口から管を入れた。

その結果、Aグループは60%に吐き気がなかった。一方、Bグループは全員に吐き気があった。次に管を入れる時の首の痛みについて聞いた。Aグループの62%が「痛みはなかった」と答えたが、Bグループは99%が「痛みを感じた」と答えた。

管を入れながら息がつまらなかったかという質問に対しても、Aグループは79%が「つまらなかった」と答えた。しかし同じ回答をしたBグループは1%に過ぎなかった。

結果的に、全体的な満足度はAグループが高かった。Aグループの99%が「満足または非常に満足だ」と答えた。一方、Bグループは60%だけが「満足」と答えた。

鼻を通して内視鏡検査を受けた人の94%が、次も「口」ではなく「鼻」に入れる内視鏡を選択すると答えた。もちろん、同研究結果だけで鼻から入れる内視鏡検査のほうが良いと言うことはできない。しかし、患者の選択権が広がったというところに大きな意味がある。金教授も「これまで内視鏡検査が怖くて避けていたのなら、この方法を積極的に勧めたい」と話した。



金相勳 corekim@donga.com