鄭夢準(チョン・モンジュン)大韓サッカー協会長(54)がまた連任に成功した。
鄭会長は18日、ソウル新門路(シンムンロ)のサッカー会館で開かれた05定期代議員総会で、全体代議員27人のうち23人の有効代議員票を得て、第50代会長に再選出された。同日の総会には、クァク・ジョンファンプロサッカー連盟会長が海外出張で参加せず、京畿道(キョンギド)協会長など3人はまだ認准を受けられず、投票権が与えられなかった。
1993年協会長になった鄭会長は、これで4選に成功し、08年まで16年間、韓国サッカーを導いて行くことになった。鄭会長は再選直後、技術委員会の独立性を保障するため、協会内に技術局を新設し、現在13個であるKリーグのチーム数を16に増やした後、K2リーグとのアップダウン制実施、07年世界ユース(17歳以下)大会の誘致などを任期中の主要課題として打ち出した。
−連任に成功した所感は・・・。
「この10年間、サッカー界が内実のある発展をしたようだ。辞められる良い機会を逃したようで惜しいが、再選されただけに一生懸命サッカー発展のため努力した後、4年後には退く。」
−今後4年間、しなければならないことは・・・。
「サッカー協会を法人化する問題は代議員総会で成立した。小中高校の草の根サッカーを発展させ、韓国サッカーの国際的地位強化のため努力する。」
−06年ドイツW杯の時の南北単一チーム構成問題は・・・。
「断定的に言うのは難しい。北朝鮮がドイツW杯アジア地域最終予選に進出するなど実力向上が目立つ。北朝鮮と韓国が並んでW杯最終予選をパスして欲しい。」
−会長選挙をめぐるサッカー界の葛藤をどのように乗り越えるつもりか。
「サッカーは国民スポーツだ。そのため、誰が次期会長になるのかに対し関心が高かったようだ。今回の選挙でサッカーに関心のある方々が多様な意見を表出した。その意見のうち建設的な批判はサッカー発展のため採択する。」
−サッカー外交のための今後の計画は・・・。
「私は国際サッカー連盟(FIFA)副会長も受け持っている。これはアジア45カ国の会員国が選んでくれたのだ。FIFA副会長として、韓国だけでなくアジアおよび世界サッカーの発展のためにも努力する。」
金尙浩 梁鍾久 hyangsan@donga.com yjongk@donga.com