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外交文書公開

Posted January. 25, 2005 22:52,   

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中国が1974年に、国交樹立問題を論議しようというメッセージを韓国政府に間接的に伝えていたことが25日、確認された。また、韓国政府が日帝強占期に日本で死亡した韓国人遺骨を日本領土に埋葬するという提案を日本側に行なっていた事実も明るみになった。このような内容は、最近公開された外交文書を通じて明らかになった。

▼中国の韓中国交樹立打診〓1974年10月23日、当時韓国外務部北東アジア2課長と在韓オーストラリア大使館のゴーキン1等書記官の面談録によると、中国政府は、「中国外交部からかなり信頼されている」スパー氏という外交筋を通じてオーストラリア側にメッセージを伝え、オーストラリア側がこれを韓国側に伝えた。

ゴーキン書記官は、「中国側のメッセージは、『韓国が究極的に台湾との関係を断絶するという条件だけで(韓中)相互間の非公式会談の開始が可能であり、相互関係が樹立された時には、韓国が台湾に連絡代表部を置くことに反対する』という意思を伝えようとしたものだ」と述べた。

これに対して北東アジア2課長は、「オーストラリアが、中国と国交樹立交渉を行なう時、中国側の立場がどうだったのか教えてほしい」と要請、ゴーキン書記官は、「中国は国交樹立交渉で、台湾問題だけを条件に掲げてきた」と説明した。これは冷戦時代の1970年代にも、中国側が韓国との国交樹立問題で、「北朝鮮変数」を重視しなかったことを示している。韓中国交樹立は、この18年後の1992年に実現された。

▼韓国人の無縁故遺骨の日本埋葬要請〓「在日本韓国人遺骨奉還1974」という外交文書によると、1966年に朴正熙(パク・チョンヒ)政府は、日帝強占期に日本に徴用、徴兵されて死亡した韓国人の無縁故遺骨を日本領土に恒久的に埋葬するように日本側に申し入れた。

政府は1966年以前までは、「韓国人遺骨の一括奉還」の方針を維持していたが、遺骨の出身地が南か北かを把握する問題が奉還交渉に障害となるや、「無縁故遺骨の日本領土埋葬」という次善策を提示した。

これに対して日本側は、「日本国民の感情上困る。遺骨の遺族が後に現われて問題を提起する恐れもある」と拒否し、「韓国政府が、南北の出身を問わず遺骨を一括して引き受け、韓国で埋葬するのはどうか」と提案した。



夫亨權 bookum90@donga.com