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人材難に悩む女子卓球

Posted February. 01, 2005 23:14,   

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先月29日から忠清北道(チュンチョンブクト)の丹陽(タンヤン)文化センターで行われている卓球韓国代表候補選抜戦は女子卓球の世代交代の実験場。

先月31日、男女15人ずつを選ぶ第2次選抜が終わり、2日から8人ずつを選ぶ第3次選抜が始まる。女子部はアテネ五輪の銀メダル・コンビである李ウンシル(三星生命)とソク・ウンミ(大韓航空)が最近引退しており、金キョンア(大韓航空、世界7位)とともにアテネ五輪ダブル4位だった金ポクレ(KRA)が第2次選抜戦で脱落した。中国上海で行われる2005世界選手権(4月30日〜5月6日)を控え、新しい顔に刷新しなければならない状況。

▲大型選手がいない〓引退した李ウンシルとソク・ウンミは、1995年に代表に選ばれて以来、00年アジア選手権、02年釜山(プサン)アジア大会ダブルのトップの座を獲得するなど女子卓球を引っ張ってきた。それだけに彼女たちのいない空白は大きい。問題はアテネ五輪シングルの銅メダリストである金キョンア以外には、これといった人材が見当たらないということ。李ウンヒ(丹陽郡庁)、ムン・ヒョンジョン(三星生命)、ユン・ジヘ(馬事会)、金キョンハ(大韓航空)がいるが、起伏が激しくこれといった特技のないのが限界。しかも、ユン・ジヘは故障で第2次選抜に欠場し、金ポクレも脱落したため、複式のチームの構成さえ困難な状況。

▲危機はチャンス〓金ヒョンソク大韓航空監督は「李ウンシルとソク・ウンミが代表チームで一人前になるまで7年かかった。今は危機かもしれないが新人にとっては見逃せないいいチャンスだ」と話した。

第2次選抜で予想を覆して高校生のシム・セロム(明知高)とチョ・ハラ(群山中央女子高)が第3次選抜に進出したのも新鮮だ。シム・セロムはA組で6勝2敗して2位を、チョ・ハラはC組3位(5勝3敗)となり、可能性を示した。



金晟圭 kimsk@donga.com