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盧大統領、陸士卒業式に出席しない 隔年出席の方針

盧大統領、陸士卒業式に出席しない 隔年出席の方針

Posted February. 15, 2005 22:38,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は来月初めに行なわれる陸軍士官学校(陸士)の卒業式に、出席しない方針を決めた。創軍以来、現職大統領が陸士の卒業式に出席しないのは初めて。

15日、大統領府と国防部によると、盧大統領は今年の陸・海・空軍士官学校と陸軍3士官学校、予備士官養成過程(ROTC=Reserve Officers Training Corps)、警察大学など軍・警察の初級幹部を養成する6つの教育機関のうち、3機関の卒業式にだけ出席して、残りの3機関は来年の卒業式に出席する方針だ。

このような方針を受けて、盧大統領は今年、空士と陸軍3士、警察大学の卒業式に出席し、去年出席した陸士と海士、ROTC卒業式には出席しない方針だ。

大統領府のある関係者は「毎年特定期間に集中している軍警の初級幹部養成機関の卒業式に大統領がすべて出席することになると、国政遂行に支障を来たすことがあるという判断から、このように決めた」とし「他の国の場合を綿密に検討した結果、大統領がすべての卒業式に出席する例はなかった」と話した。

国防部のある関係者は「大統領が出席しない卒業式には首相が代わりに出席する予定だ」としながら、「今回の措置とは関係なく、大統領が軍の統帥権者として陸・海・空士の卒業生代表を大統領府に招待して励ます案を検討している」と明らかにした。

軍内部では大統領が陸士卒業式に出席してきた慣行が崩れたことに対して、様々な見方が出ている。今まで現職大統領が陸士卒業式に全員出席したのは、軍の中での陸士の地位がそれだけ大きかったからだ。

軍のある関係者は「しだいに3軍の均衡発展が強調されているし、陸士の地位が以前ほどのものではなくなったという雰囲気を裏付ける出来事として受け止められている」と説明した。



尹相虎 ysh1005@donga.com