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「史上4度目、5年ぶり」 株価指数が1000P突破

「史上4度目、5年ぶり」 株価指数が1000P突破

Posted February. 28, 2005 22:33,   

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「株価1000時代」の幕が約5年ぶりに開かれた。28日の総合株価指数は、直前の取引日である先週末より14.41ポイント(1.45%)あげた1011.36で取引を終えた。

終値基準で総合株価指数が1000の大台を超えたのは、00年1月4日(1059.04)以来5年2ヶ月ぶりのことだ。株価1000を越えたのは、1989年3月、1994年9月、1999年7月に続いて史上4度目だ。

総合株価指数は、先週末一時的に1000.26まで上昇したが、終値は996.95に止まり、株価1000時代の開幕には失敗した。

同日の証券市場では先週末の米国の株高や統計庁が発表した「2005年1月産業活動動向」で景気先行および一致指数が10ヶ月ぶりに増加に転じたことなどが株価の押し上げ材料となった。

有価証券市場(旧取引所)で外国人は三星(サムスン)電子、国民(クンミン)銀行などの優良株を中心に2856億ウォンを買い越し(株式を買った金額が売った金額より多いもの)、株価の上昇を牽引した。

それに対し、機関投資家と個人はそれぞれ2687億ウォン、364億ウォンを売り越した。

業種別に見ると、株高の恩恵業種とされる証券が8.94%で最高の上昇率となった。鉄鋼(4.17%)、保険(3.82%)、銀行(2.6%)、流通(2.5%)、建設(2.38%)なども堅調な一方で通信(−1.23%)、非金属鉱物(−0.94%)などは軟調となっている。

種目別では時価総額1位企業である三星電子が直前取引日より0.96%高い52万7000ウォンで引けた。国民銀行と現代(ヒョンデ)自動車もそれぞれ3.92%、1.76%上昇した。

一方、コスダック(店頭市場)総合株価指数も直前の取引日より3.51ポイント(0.71%)あげた498.38で引けた。

現代証券の鄭泰旭(チョン・テウク)リサーチセンター長は「外国人が優良株を大量取得し、株価が大幅に上昇した。米国の利上げと原油高、ウォン−ドル相場など懸念材料があるものの、景気は上向いており、企業の収益性も改善し、1000時代が本格的に開かれるだろう」と展望した。



宋眞洽 車志完 jinhup@donga.com cha@donga.com