北朝鮮の朴鳳柱(パク・ボンジュ)内閣首相が温家宝中国首相の招請で、22日から27日まで中国を訪問する。朴首相の訪中は先月19日の王家瑞・中国共産党対外連絡部長の訪北以後で、北朝鮮の高官としては初の中国訪問だ。
朴首相の中国行きは、アジアを歴訪しているライス米国務長官の北京訪問直後に行われるもので、ライス長官が伝える対北朝鮮メッセージに対して、北中間の議論が行われる見通しだ。
政府のある当局者は、「北朝鮮経済の首長格である朴首相は今回の訪問を通じて、中国からさらなる経済支援を取り付けることに尽力するものと見られる。北朝鮮の核問題の解決のための6者協議の再開に向け、当事国の努力が大詰めの段階に入っているだけに、協議への復帰問題が主な議題になるだろう」と予想した。
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