与党ヨルリン・ウリ党の李哲禹(イ・チョル、京畿道抱川—漣川)、金孟坤(キム・メンゴン、慶尚南道金海甲)議員が25日選挙法違反の確定判決を受けて議員職を失った。
これによって、ウリ党の国会議席は在籍292席のうち146に減っており、17代国会開院後、維持してきた過半議席(147席)が崩れた。ハンナラ党の議席は120席だ。
最高裁判所3部(主審・李勇雨最高裁判事)は同日、選挙法違反の疑いで起訴された李、金議員に対する上告審で、それぞれ罰金250万ウォンと罰金300万ウォンを宣告した原審を確定した。
二人は「当選者本人が罰金100万ウォン以上の罰金刑の宣告を受ければ、当選を無效にする」と規定した選挙法の条項によって同日付けで議員職を失った。
17代の国会に入って、現役議員のうち選挙法違反の疑いで議員職を失った人はウリ党の李相楽(イ・サンナク、京畿道城南中院)、呉施徳(オ・シドク、忠清南道公州—燕岐)、卜箕旺(ボク・ギワン、忠清南道牙山)、ハンナラ党の李徳模(イ・ドクモ、慶尚北道永川)議員を含めて6人だ。これらの地方区では4月30日に再選挙が実施され、選挙結果によってウリ党が過半数を取り戻せるかどうかが分かる。
また、ウリ党の康聖鐘(カン・ソンジョン)、呉泳食(オ・ヨンシク)、申渓輪(シン・ゲリュン)、李浩雄(イ・ホウン)議員、ハンナラ党の朴昌逹(パク・チャンダル)、金泰煥(キム・テファン)、朴赫圭(パク・ヒョクギュ)議員、民主労働党の趙承洙(チョ・スンス)議員、民主党の金弘一(キム・ホンイル)議員、自民連の李仁済(イ・インジェ)議員などが下級審で当選無效刑の宣告を受けて裁判が進行中であるため、議員職を失う人がもっと増えるものとみられる。
李哲禹前議員は17代総選挙直前の2004年4月に遊説する過程で、相手候補を狙って「ハンナラ党のコ○○候補が「20、30代の有権者は投票しないで遊びに行ってもいい」と言ったと虚偽事実を流布した疑いで起訴され、2審で罰金250万ウォンの宣告を受けた。
金孟坤前議員は2003年11月、地方区内に開業した食堂に植木鉢を渡したのに続いて、2004年1月には選挙管理委員会の職員に暴言をした疑いで起訴され、2審で罰金300万ウォンの宣告を受けた。
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