11月23日に行われる06学年度大学修学能力試験(修能)は、昨年とほぼ同じ難易度で出題される見通しだ。教育放送(EBS)修能講義内容も、昨年の水準で反映されるものとみられる。
ただ昨年度、修能で不正行為が大量発生したことから、その対策として、今年からは不正行為者に対する処罰が大いに強化された。
韓国教育課程評価院は30日、このような内容の「06学年度修能細部施行計画」と「修能不正行為防止総合対策」を発表した。
鄭剛正(チョン・カンジョン)韓国教育課程評価院長は、「難易度は昨年水準を維持するものの、探求領域と第2外国語・漢文領域の選択科目は科目別難易度を合わせ、昨年の様に一部科目で全問正解者が大量に出るということはないようにする」と述べた。
鄭院長はまた、「昨年同様、学校授業をまじめに受け、補充としてEBS講義で適切に学習した受験生が良い結果を得られるようにする」と強調した。教育人的資源部は携帯電話を利用した不正行為や替え玉試験を防ぐため、不正行為者の当該試験を無效処理し、最長2年間応試資格を剥奪するなど、処罰を強化することにした。
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