来月から全国どこでも携帯電話さえあれば、地震や津波などの災難発生の知らせが受けられる。
また、緊急災難発生の際、テレビ画面の下部に字幕で流していた従来の災害警報放送を、上部に字幕とともに警報音を流す方式に切り替える。
消防防災庁は災難警報をより速やかに伝えるため、これまで京畿道(キョンギド)、江源道(カンウォンド)、慶尚北道(キョンサンブクド)、蔚山(ウルサン)地域で試験的に行なっていた携帯電話による緊急災難メールサービス(CBS)を、来月から全国に拡大実施すると、4日発表した。
CBSは、一定の区域内にいる携帯電話の使用者にメールで情報を同時に伝送できる先端のサービスで、4月現在の携帯電話の加盟者は1850万人だ。
同防災庁はこれと同時に、11日から誰でも好きな時間と場所で防災情報の提供が受けられるよう、サイバー防災教育・広報サイトである「Safe Korea」(www.safekorea.go.kr)を開設・運営することにしている。
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