偽造と変造の防止機能が強化され、今の大きさより小さい5000ウォン札が来年上半期中に発行される。新たな1000ウォン札と1万ウォン札は07年の上半期に発行される。
1983年新しい銀行券が発行されて23年ぶりのことだ。新しい紙幣が発行された後も現在の紙幣を引き続き使うことができ、いつでもどこででも制限なしに新札に替えることができる。
朴昇(パク・スン)韓国銀行(韓銀)総裁は18日、記者会見を開き、こうした内容の「偽造紙幣防止に向けた新たな銀行券発行計画」を発表した。
韓銀は5000ウォン札が最近偽造の標的になっている上、発行物量が大きくないため、優先的に来年上半期に新札を発行することにした。
新札の大きさは今のより横は券種別に13〜15mm、縦は7mm小さくなる。一番大きな1万ウォン札は148×69mmで、大きさが米ドル(155.9×66.33mm)とほぼ同じになる。
券種別の識別をもっと分かりやすくするため、1万ウォン札は今の緑色を維持するが、5000ウォン札は黄褐色から赤黄色へ、1000ウォン札は薄い紫色から青色系列に変えることにした。
また、透かし、光可変インキ、凹版潜像など見る角度によって模様と色合いが変わったり隠れ文字や模様が現われる先端偽造防止技術を補強することにした。
紙幣の中の人物肖像は現行通り、世宗(セジョン)大王(1万ウォン札)、栗谷(ユルゴク)李珥(イ・イ、5000ウォン札)、退渓(テェゲ)李滉(イ・ファン、1000ウォン札)を維持することにした。
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