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「ストレスを吹っ飛ばせる『ホイチャ』拳法」

「ストレスを吹っ飛ばせる『ホイチャ』拳法」

Posted April. 20, 2005 23:07,   

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「ホイチャ〜 私たち有名になりましたよ」(金ギウク)

「ツォポックツォポック〜 お兄さん、ライバルたちはみんな殺してしまいました」(ヤン・セヒョン)

「キャ〜ア〜 人々が私たちだけ見ている」(朴サンチョル)

毎週木曜日の夜12時頃にどこかで頓狂な声が聞こえる。SBS「笑いを捜す人々(ウッチャッサ)」のコーナー「ファサン高校」のメンバー、金ギウク(22)、朴サンチョル(22)、ヤン・セヒョン(20)が吐き出す「ホイチャ」「ツォポックツォポック」「キャアック」の声だ。1月20日、気合いの声一つで世の中を変えるとして、灰色の制服の姿でテレビに登場した彼らはデビュー3ヶ月で「ファサン高校」を、番組「ウッチャッサ」の看板コーナーにした。また「ファサン高校」関連のインターネットカフェーだけでも50を超え、彼らの拳法を研究するサークルもできるほど人気を呼んでいる。

「この前、ソウル東大門(トンデムン)に3人でショッピングしに行ったんですが、人々が「ファサン高校」としながら、群がってきたのですぐ非常階段へ待避したんです。もう気楽にショッピングもできません」(金ギウク)

「この前、私たち3人で初めてCMを撮影しました。ところでギウク兄さんは一人でビビン麺のCMにもう一つ撮影したんです。それでこの頃、私たちで選定した『今月の一人ぼっち』に選ばれたんです。義理なしに一人だけで撮影するなんて」(ヤン・セヒョン)

「ファサン高校」は武術部の金ギウク主将と彼の左腕朴サンチョル、右腕ヤン・セヒョンが、自分たちが直接開発した拳法をお目見えして柔道部と「学校のトップ」の座をめぐって対決を繰り広げる内容だ。しかし、新技術の掌風を飛ばしても「3段合体」で攻撃しても柔道部の主将は身動きもせず、むしろ彼らががたがた崩れる。「ファサン高校」3人組が私たちに伝えるメッセージはまさにここにある。

「『井戸の中の蛙』を皮肉ったんです。自分が最高だと言い張って慢心に燃えているが、実際何でもない人々が私たちの周りに多いでしょう」(朴サンチョル)

彼らは時間があれば動物園へ行く。また動物同好会のインターネットホームページや動物泣き声を聞くことができるサイトにアクセスする。このような緻密な観察を通じて彼らの蛙拳法、鳩後足拳法などが誕生したのである。

「これまでお見せした拳法は36種です。これから地球上にある1万6000種余りの動物を研究して新しい拳法を引き続き開発するつもりです」(金ギウク)

「ところで考えてみたら、蝉一匹も蝉羽拳法、蝉ひげ拳法など各部位別にすれば、1億種を超えるのではないでしょうか?還暦までずっと『キャアック〜』と叫ばなければならないのでは?」(朴サンチョル)

「ファサン高校」の3人組は去年4月25日、ソウル市の大学路(テハンノ)の舞台で「道人たちの合唱」というコーナーを通じて初めて会った。このとき、厳しくて遅いギャグをお見せした彼らは9ヶ月間の研究の末に、今の「ファサン高校」を作った。3ヶ月間「ファサン高校」武術部員として活躍していたら、彼らは「準武術人」になったと口をそろえた。



bsism@donga.com