Go to contents

黄禹錫教授、第1号最高科学者に選定

Posted June. 25, 2005 06:06,   

한국어

黄禹錫(ファン・ウソク、52)ソウル大学碩座教授が、「第1号最高科学者」に選ばれた。

科学技術部(科技部)は、今年から初めて施行される「最高科学者支援事業」にしたがって、24日、ソウル瑞草区盤浦洞(ソチョグ・バンポドン)パレスホテルで最高科学者委員会を開き、黄教授を一番目の最高科学者に選んだ。

10人の審査委員のうち、9人が出席した同日の会議で、5人の候補に対して投票を行った結果、満場一致で黄教授が選ばれ、呉明(オ・ミョン)副首相兼科技部長官がこの決定を最終承認した。

科技部は、黄教授が難病患者の体細胞を利用して免疫拒否反応のない胚芽幹細胞を抽出したことで、21世紀のバイオ革命を切り開くテクノロジーを開発した業績を高く評価したと明らかにした。幹細胞を大量生産して実用化できる土台を作って、世界中の難病患者に希望を与えた点も選定理由に含まれた。

黄教授は、現在、科学技術振興基金から20億ウォンの研究費をもらっているため、今年は追加で10億ウォンのみを支援してもらい、来年から09年までは毎年30億ウォンずつ支援してもらえるようになった。

現在、日本を訪問中の黄教授は、「5年間、安定的な基盤の上で研究エネルギーを結集させることができるようになった。これから国内外の共同研究チームを立ち上げて、治療用幹細胞の実用化に向けた基盤を整える」と感想を述べた。

▲最高科学者支援事業〓科技部が世界最高レベルの研究成果を出した国内外の科学者を選定して支援する事業。今年から毎年1、2人ずつ選定して、最大10人の科学者に1人当たり年間30億ウォンぐらいの研究費を最大5年間支援する。



cosmos@donga.com