行政中心複合都市の予定地域である忠清南道燕岐(チュンチョンナムド・ヨンギ)—公州(コンジュ)一帯の2212万坪に、百済(ペクチェ)山城に推定される遺跡を含めて、文化財が多数存在していることが確認された。
行政中心複合都市・建設推進委員会と韓国土地公社は、去年8月から今年3月まで行政都市予定地域に対して、文化財事前調査を実施した結果、山城5ヶ所を含めて計118点の文化財が分布していることが確認されたと、3日、明らかにした。
今回確認された山城は△燕岐郡南面羅城里(ナムミョン・ナソンリ)「羅城」△燕岐郡南面チンウィ里「ウォンス山城」△燕岐郡金南面(クムナムミョン)チャンジェ里「クェファ山城」△燕岐郡金南面テバク里「ボルヒョン山城」△東面(トンミョン)ハプカン里「ファンウ山城」など5ヶ所で、文献にも出ていないため、臨時に名を付けた。
これらの山城は築造時期が三国時代と推定されるが、正確な規模や歴史的価値はまだ調査されていない状態だ。
推進委と土地公社は正確な文化財規模を把握して、保存対策を立てるために8月から精密実測調査に入る方針だ。
張康明 tesomiom@donga.com