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光州第一高校、全国高校野球大会で21年ぶり優勝

光州第一高校、全国高校野球大会で21年ぶり優勝

Posted July. 07, 2005 02:30,   

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点数差は10—0と大きく開いていたが、光州(クァンジュ)第一高校のホ・セファン監督は、決して緊張の手綱を緩めなかった。9回裏になると、エースのナ・スンヒョンを投入。超高校級投手のナ・スンヒョンは、城南西(ソンナムソ)高校の2人の打者を相次いで内野ゴロで撃ち取り、最後の打者のチョン・チョンウを三振空振りに仕留めた。瞬間、光州一高の選手団は、誰が先にというのもなく、グラウンドに飛び出して勝者の喜びを満喫した。

湖南(ホナム)の伝統名門・光州一高が城南西高の突風を鎮めて、金色に輝く黄金獅子を1983年、1984年の2連覇以来、21年ぶりに再び胸に抱いた。

6日、東大門(トンデムン)球場で行われた第59回黄金獅子旗全国高校野球大会(東亜日報社、大韓野球協会共同主催)。貫禄と覇気が取り組んだ決勝戦は、厳しい勝負になるという予想とは裏腹に、序盤から勝敗が分かれた。ナ・スンヒョンとツートップを担う投手兼捕手のカン・ジョンホが先発に出て、8イニングを奪三振7の2安打無失点と好投し、強力打線はソ・ゴンチャンの先制打をはじめ、長短17安打を炸裂させた。

マウンドに上がるまで1塁と外野を行き来したナ・スンヒョンと、4番の重責まで負ったカン・チョンホは、それぞれ2打点ずつを上げながら投打で猛活躍した。

ナ・スンヒョンは同日、1イニングを投げたのみだが、計5試合で合わせて21イニングを投げ、奪三振22、9安打2失点(平均自責0.86)でマウンドを守り、最優秀選手に選ばれた。カン・ジョンホは、12と3分の2イニングを投げて奪三振12、3安打無失点で優秀投手と打点賞(7点)を手にした。

創立8年目にして決勝戦に望んだものの、挫折してしまった城南西高の選手団と応援団のマナーは、高校野球の模範と呼ばれるに値した。選手たちは心からの拍手で勝者を激励し、全校生が野球場を訪れた1000人余りの応援団は、熱烈な応援と共に、試合後授賞式が終るまで一人も席を離れないマナーのある姿を見せた。



zangpabo@donga.com kimsk@donga.com