金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮総書記と玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代(ヒョンデ)グループ会長の合意によって白頭(ペクトゥ)山のモデル観光を推進している現代峨山(アサン)が政府に資金支援を要請することにした。
これに対して政府高官は、「民間(現代峨山)が重要な成果を挙げているだけに、政府としても支援できる方法を準備する」と述べ、肯定的に検討する考えを明らかにした。しかし民間による観光事業に政府資金が投入されることに対しては憂慮の声が少なくない。
現代峨山の関係者は18日、「空の便を利用した白頭山観光を進める場合、白頭山の近くにある三池淵(サムジヨン)空港の滑走路改善補修工事などインフラへの投資が必要になってくるのだが、民間企業がこれらを全部引き受けるのは困難だ。政府の支援を期待している」と述べた。
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