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来年発行の新札、世宗大王の横に竜飛御天歌と日月五峰図

来年発行の新札、世宗大王の横に竜飛御天歌と日月五峰図

Posted July. 22, 2005 06:11,   

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2007年上半期から新しく導入される1万ウォン(約900円)札には、朝鮮(チョソン、1392〜1910)時代の屏風に描かれた『日月五峰図』と『竜飛御天歌』(朝鮮・世宗時代に作られた楽章の一つ)、そして渾天儀が登場する。同じ時期に発行される1000ウォン札の図案には、梅と明倫堂(高麗末期から朝鮮時代にわたって儒学を教えていた講堂)、謙斉・鄭敾(キョムジェ、チョン・ソン)の『渓上静居図』が使われる。

世宗(セジョン、朝鮮第4代王、1397〜1450)大王と退渓・李滉(イ・ファン、朝鮮時代の学者)の人物画はそのまま維持される。韓国銀行の金融通貨委員会は21日、1万ウォン・1000ウォンの新札の図案を承認し、07年上半期に発行する案を確定した。

新しい1万ウォン札の前面は、日・月・五つの峰・松ノ木・滝などを盛った『日月五峰図』と「根深い木は…」ではじまる『竜飛御天歌』の第2章が、現行の胸背(ヒュンベ、朝鮮時代、官服の胸・背中の部分に飾った標章)模様と水時計の代わりに描かれる。裏面には、慶會楼の代わりに国宝第230号の天文観測装置「渾天儀」が使われる。1000ウォン札の前面は、胸背模様と投壷から、梅と明倫堂に入れ替えられる。

梅は1000ウォン札に描かれている李滉が大事にしていた木とされている。1万ウォンと1000ウォンの新札の大きさは、それぞれ横148ミリと136ミリで、縦は両方とも68ミリ。現行の1万ウォン札と1000ウォン札より、横はそれぞれ13ミリと15ミリ、縦は8ミリ縮小され、ドル札(横155.9ミリ、縦66.3ミリ)より小さくなる。



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