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秋、運動意欲だけでは病院に直行

Posted September. 05, 2005 07:06,   

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「むやみな運動をしては、ひどい目にあいます」。

朝夕すずしくなった季候と、お腹の出具合を見て、早朝サッカーや水泳、ジョギングなどをする人が増えている。しかし、むやみに意欲だけで運動をすると、ケガをするのがおちだ。

乙支(ウルチ)病院整形外科の李庚泰(イ・ギョンテ)教授は、「気候が涼しくなると体の柔軟性が落ちるので、急に無理な運動をすれば関節の周りの筋が伸びて、炎症を起こすケースが多い」と話す。

●40代から筋が老化…ストレッチで柔軟に

筋肉や筋の損傷を防止するためには、すべての運動でストレッチが必須だ。

大田(テジョン)ソン病院関節センター・スポーツクリニックの金スンギ所長は、「40代から筋が老化するので、ストレッチで筋を柔軟にしなければならない」とし、「10〜20分間、足首、ひざ、肩、首などの重要な関節を中心にストレッチして、動作を10〜15秒間止めて、ストレッチの效果を最大化させるのがよい」と話した。

普段運動をしなかったのに体育大会で突然サッカーをすれば、ひざ、骨盤、足などをケガをする。

欲を出さずに、運動の時間を減らすのが望ましい。

徒競走やジョギングは、準備運動をしなかったり、急に過度にすれば、体に無理を与える。運動の強度と運動の距離が体の無理にならないように、事前に調節する。1週間に走行距離を10%以上増やすことは避ける。今週の走行距離が50kmなら、来週は55km以上走らないということだ。

クツ選びも大切だ。クツは、アキレス筋を包むパッドと、クツ底のクッションが柔らかくなければならない。芝生のように表面が柔らかいコースを走るのが一番よい。コンクリートよりは、アスファルトを走ったほうが、足への負担が少ない。

ヨガやピラテスは柔軟性の強化運動としてよいが、無理な動きをすれば筋をすぐ痛める。そのため、忍耐を持って、難しい動きは一つずつ増やすのが重要だ。

●胸が痛んだり締めつけられるような時は、運動を直ちに中止

運動が過度になれば、痛いところが出てくる。初めは、痛みがささやく程度に表われる。

三星(サムスン)ソウル病院整形外科スポーツ医学室の朴ウォンハ教授は、「痛みを感じれば、運動量が多すぎたのか、強すぎたのか、やりすぎたのか、基本姿勢が悪かったのかなどを分析して、矯正する姿勢が必要だ」と話した。

特に、△胸が痛んだり、締めつけられるような時、△息切れがしたり、息ができない時、△むかむかする時、△筋肉調節ができずに手足が言うことを聞かない時、△ケガの後にひどい痛みがある時、△倒れたり落ちた後、または挫いたりケガをした後に痛みが3日以上続く時、△3週間以上経っても治らない外傷がある時、△熱があってリンパ腺がはれ、肌に炎症がある時——は、運動を止めて診察を受けなければならない。



likeday@donga.com