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「先進経済への提言」掲げ、韓国先進化フォーラムが発足

「先進経済への提言」掲げ、韓国先進化フォーラムが発足

Posted September. 07, 2005 06:34,   

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韓国経済が先進経済に進むための政策代案を提示し、次世代リーダーを育成するための韓国先進化フォーラムが、6日に公式発足した。

韓国先進化フォーラムは同日、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)のCOEXコンファレンスセンターで発足式を行い、本格的な活動を始めた。

南悳祐(ナム・ドグ)元首相がフォーラムの理事長、経済副首相出身である陳稔(チン・ニョム)西江(ソガン)大学経済大学院教授が運営委員長、柳荘煕(ユ・ジャンヒ)梨花(イファ)女子大学副総長が政策委員長を、それぞれ引き受けた。

フォーラムには官界、財界、金融界、学界、政界などの要人200人余りが会員で加入した。発足式の行事にはこのうち100人余りが参加した。

フォーラムは同日、配布した報道資料で「今の韓国社会と経済を不安にさせる最も重要な要因は早い速度で拡散している非資本主義的思想と閉鎖的な民族主義傾向だ」と指摘し、「現実と原則を組み合わせて、客観的かつ専門的な先進化案を提示する予定だ」と明らかにした。

フォーラムの会員らは毎月1回月例会合を行い、多様な分野で政策代案を提示することにした。

南理事長は「韓国先進化運動の歴史的意義」という記念講演で「私たちの環境が開化期の先人たちが直面したように残酷ではないが、西欧列強に囲まれているという点など類似点も多い」とし、「虚構的観念を排除し実利中心の価値観で国の未来を切り開こう」と呼びかけた。

李洪九(イ・ホング)前首相は、挨拶の言葉で「今、韓国は政策の優先順位を決めることができず、危機を迎えている」とし、「危機の性格を知らせて、これを乗り越えるための代案作りが求められる時点で、ぜひとも必要な集まりが発足することになった」と話した。