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山岳界の「生きた伝説」メスナーさん、韓国訪問の予定

山岳界の「生きた伝説」メスナーさん、韓国訪問の予定

Posted September. 09, 2005 07:43,   

한국어

「韓国の山岳マンたちが招待してくれたら、喜んで韓国を訪問する。」

世界山岳界の「生きた伝説」ラインホルト・メスナー(61、イタリア)さんが、早いうちに韓国を訪れたいと話した。メスナーさんは1970年、垂直4500メートルという世界最大の巨擘であるルパル壁を通ってナンガパルバット(海抜8125メートル)に登頂したのをはじめ、1986年ヒマラヤ8000メートル級の14座を世界で初めて完登した登山家。

メスナーさんは先月23日、パキスタン・ナンガパルバット・ルパル壁ベースキャンプ近くのタレシング村で、アマチュア登山家の韓舜鎬(ハン・スンホ、47、ワーナーブラザースコリア常務)さんに会い、韓国訪問の意思を伝えた。

本紙の愛読者である韓さんは先月19日、出国前に本紙8月17日付けのA27面「メスナータイムカプセル、公開します」(韓国の登山隊がメスナーさん以後、35年ぶりにルパル壁を通ってナンガパルバットに登頂した後、メスナーさんのタイムカプセルを登頂の証拠として持ってきて、韓国にメスナーさんを招待して返したがっているという内容)の記事をメスナーさんに紹介した。

メスナーさんは、「写真機が故障したからと言って、登頂の証拠に私のタイプカプセルを持ってくるとは、とても面白いことだ」と相当な関心を示し、「そうした理由なら当然韓国に行きます」と答えたと言う。

メスナーさんは昨年10月、全世界の14座完登者招請行事など、数回にわたって韓国訪問の要請を受けていたが、そのたび「訪問する理由がない」として断ってきた。

メスナーさんの招請を推進していた「韓国ナンガパルバット・ルパル壁遠征隊」の李性遠(イ・ソンウォン、44)隊長は、「本当に嬉しいニュースだ。韓さんと早く会って、具体的な計画を立てる」と喜びを隠せなかった。



jeon@donga.com