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「直指—八萬大藏經を誕生させた韓国、驚くべき」

「直指—八萬大藏經を誕生させた韓国、驚くべき」

Posted September. 09, 2005 07:43,   

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「人類の歴史で直指心体要節(略称直指)の誕生は、出版印刷術の革命である同時に象徴です。韓国人は人類共同の文化遺産である直指を大事に保存し、世界に広く知らしめなければなりません。」

2日、忠清北道清州市(チュンチョンプクド・チョンジュシ)で開かれた「第1回ユネスコ直指記録遺産賞」授賞のために韓国を訪問した、国連教育科学文化機構(UNESCO)のアビド(58)記録遺産首席担当官。

アビド担当官は「『書くこと—印刷—インターネット』につながる出版印刷術の3つの重要な変化の段階で、直指が占める位置は『核心そのもの』」としながら高く評価した。

手書本のみときは極めて少数だけが本に接することができたが、直指誕生でこのような問題が解決されたということ。このような点で同氏は、「直指は過去1000年間で起きた最も偉大な技術革命の一つ」と評価した。

韓国の記録遺産に対するアビド担当官の関心は、八萬大藏經につながる。4日、慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)にある海印寺(ヘインサ)に行ってきたというアビド担当官は、「八萬大藏經に出会ったことは、人生において一番印象的で驚異的な体験だった」と話した。

「藏經閣に入った瞬間、本の中に私が入って一つになった感じでした。八萬大藏經は承政院(スンジョンウォン)日記、訓民正音、朝鮮王朝実録、直指など韓国にある4つの記録文化遺産に劣らない、大きな価値を有している。」

アビド担当官は、他方で「消える印刷記録を1日でも早くデジタル化しなければ、大事な文化遺産が永遠に消えることにある」と警告した。



straw825@donga.com