中国官営の新華社通信が関連消息筋の話として23日報じたところによると、中国は近く、韓国の首都ソウルの中国語表記を従来の「漢城(ハンチョン)」から、実際の発音に近い「首爾(ソウル)」に正式に変更する予定だ。
中国専門家は、「韓国首都の中国語表記を首爾にするのが、国際社会の慣例に合うだけでなく、中国の外国地名翻訳・使用の規定にも一致する」と説明した。
中国では、ソウルの中国語表記変更について、世界の漢字使用人口が15億人にのぼるだけに、それらに大きな不便を与えうるとし、否定的な反応を見せてきた。
中国政府はもちろん、中国マスコミもこれまで漢城を使用しつづけてきており、きわめて一部のメディアだけがソウル発の記事で、「首爾」や「旧漢城」などと表記していた。
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