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[オピニオン]政党の寿命

Posted November. 07, 2005 07:24,   

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現存する我が国の政党の中で一番古い党は。その答は自由民主連合(自民連)だ。しかし数日後に、正解は「ハンナラ党」になる。1995年5月、金鍾泌(キム・ジョンピル)氏が立党して10年5ヵ月間存続してきた自民連は、中部圏新党である国民中心党に吸収されてまもなく看板を下げる。「最古参政党」のバトンを受け継ぐハンナラ党は1997年11月の立党で、満8年になった。次が新千年民主党(5年10ヵ月)、民主労働党(5年6ヵ月)の順だ。

◆米国の共和党(151年)、民主党(177年)、英国の保守党(173年)、労働党(99年)、日本の自民党(50年)など、先進国の政党に比べれば韓国の各政党の寿命はとても短い。1963年に政党法が制定されて以来、我が国では計110の政党が生まれ、このうち102が消えた。平均寿命は3年2ヵ月。歴代政党のうち一番寿命の長かったのは民主共和党だ。1963年2月朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が立党して17年6ヵ月間活動した。最短政党は20日で消えた「21世紀韓独党」だ。

◆韓国政党の短命は理念や政策に基盤を置かないまま選挙向けに急きょ作られ、地域主義に依存した複数の政治的ボスによって作られてきたことと無縁ではない。政権を握るやいなや権力基盤の強化のために「大統領党」を作った歴代執権者たちは、政党寿命の短縮の皮肉な功労者だ。

◆盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は昨年11月、ヨルリン・ウリ党の立党1周年のメッセージを通じて、「100年の歴史を持つ、成功した政党を作っていこう」と述べた。しかし、最近の党を見るに、「100年政党の芽」を探し出すのは難しい。10・26再選挙の惨敗原因をめぐって噴出した破裂音、2年間で早くも6番目の指導部が変わったリーダーシップの限界、10〜20%に墜落した党の支持率…。党内外では「このままでは3年も維持できないのでは」というため息が出る。民心を得ることができなかった政党が、長続きすることができないのは歴史の必然だ。自民連の終末はウリ党の人々にも他人事ではなさそうだ。

宋煐彦(ソン・ヨンオン)論説委員 youngeon@donga.com