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指導から生活様式までそっくり アドフォカートとヒディンク

指導から生活様式までそっくり アドフォカートとヒディンク

Posted November. 18, 2005 08:26,   

한국어

「アドフォカートは第2のヒディンク?」

似ていると言うか、似過ぎている。サッカー韓国代表のディック・アドフォカート監督(58)とオーストラリア代表のフース・ヒディンク監督(59)。強力なカリスマ性と緻密な戦術能力、そして常に余裕と機知に富んだ身振りなど…。二人のオランダ出身監督は風貌こそ異なるが、サッカーの指導スタイルと生活方式まで瓜二つだ。

2002韓日ワールドカップ(W杯)4強達成以来揺れ続けている韓国代表チームを引き受けたアドフォカート監督は、わずか2ヵ月で效果的な処方を出し、イランとスウェーデン、セルビア−モンテネグロとの親善試合で2勝1分けの好成績を上げた。精神的に緩んでいた選手たちを確実に掌握したし、「ピンポイントの即興戦術」などを通じて韓国代表がW杯4強チームとしての面貌を取り戻せた。

02年韓国の4強神話を作り出したヒディンク監督の歩みとそっくりだ。普段着ではジーパンを好み、会議の時はカプチーノコーヒーを5杯も飲むところも似ている。今年7月、オーストラリア代表監督に就任したヒディンク監督は、また一つの神話を書いた。ウルグアイとの南米−オセアニア・プレーオフでは、事前にキッカーたちにPK練習を集中的にさせた。さらにGKには相手キッカーのスタイルを分析するといった周到な戦術を駆使し、オーストラリアの実に32年ぶりのW杯本大会切符をつかんだのだ。オーストラリアはアウエー戦を0−1で負け、ホームで1−0と勝利した後、PK戦に持ち込んで勝ち点でウルグアイを上回った。



yjongk@donga.com