盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が2日、国政ブリーフィングサイトの政策ニュースに再び「お疲れさまでした」という書き込みをした。今回の書き込みは、「港湾労務常用化法案(港湾労力供給体系の再編のための支援特別法)国会で成立」という記事に対してのものであることから、特に目を引く。
1日、国会本会議をで成立した同特別法は、港運労動組合の勤労者供給独占権を壊すのが中心だ。法案が施行されれば、荷役会社が港運労組を通じなくても労働者を直接選ぶことができ、労働者も労組に介入しなくても荷役会社に就職できるようになる。
盧大統領は、政界に初めて入った13代国会で、港運労組の労務供給体系に対する問題点を持続的に提起していた。盧大統領が特別に同法案成立と関連し、主管省庁の海洋水産部などの労を労ったことには、そうした縁が働いたものと見られる。
盧大統領は、1989年2月国会労働委員会で、当時張永迵(チャン・ヨンチョル)労働部長官に、「不法な力を振り回す組織が(港運)動労組合の組織内部にある。ここに権力がこれを擁護しているという疑惑が強い」とし、港運労組に対する労働部のずさんな管理監督を指摘した経緯がある。
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