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MBC報道番組「PD手帳」、事実上廃止へ

MBC報道番組「PD手帳」、事実上廃止へ

Posted December. 08, 2005 02:59,   

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ソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授研究チームを脅迫する取材を行ったことで物議をかもしたMBCテレビ(文化放送)の番組『PD手帳』が、事実上廃止される。MBCテレビは7日午前、崔文洵(チェ・ムンスン)社長が出席して役員会議を開き、PD手帳の放映を中断することを決めた。これにより、90年5月8日に放送をスタートさせたPD手帳は、先月29日に放映された第660回を最後に幕を降ろすこととなった。

いっぽう、MBCの株式70%を所有している放送文化振興会(バン・ムンジン)の理事・金亨泰(キム・ヒョンテ)弁護士が、PD手帳取材チームが行った「黄教授チームのヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究」への検証過程に関与していた事実が明るみとなり、論議が広がっている。

MBC労組傘下の民主放送実践委員会が先月下旬、今回の事態の真相把握のために、PD手帳チームの証言をもとに作成した報告書によると、金弁護士は、PD手帳チームと黄教授チームとの間で、ES細胞の提供を受けるにあたっての合意書を作成し、その一部始終を見ていたとのこと。



suhchoi@donga.com