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「ドイツの芝生は湿っぽく、ぬかるみで走るのと同じ」

「ドイツの芝生は湿っぽく、ぬかるみで走るのと同じ」

Posted December. 09, 2005 07:50,   

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「既存のシード割当て方式が破壊されたとも言えます。国際サッカー連盟(FIFA)の立場が狭くなったとも見られますし。大会ごとに基準が変わると批判する人もいます」

金鋳城(キム・ジュソン、40、写真)大韓サッカー協会国際部長は8日、ドイツのライプチヒに向かう飛行機の中で、二日前発表された06独逸W杯本選シード割当てに対する惜しさを表した。

金部長は、「なるべく欧州は避けた方がいい。過去、W杯開催大陸で大半の優勝国が出ており、02年の韓日W杯でアジアの国々の成績が良かったのが、開催大陸のメリットを表す良い証拠」と述べた。1992〜93、1993〜94年の2シーズンの間、ドイツのブンデス・リーグでプレーした金部長は、技術的な部分でも韓国選手たちがドイツに適応するのが重要だと強調した。

ドイツは韓国より夏に雨が多く降るため、芝生がいつも湿っぽいという。そのため、まるでぬかるみの中で走るようで、韓国の競技場より体力消耗が2倍以上多いはずだという。芝生も韓国でのように立っているのではなく斜めになっているため、より抵抗が大きいというのが金部長のアドバイスだ。金部長は10日午前、W杯組み合わせ抽選を見てから、韓国が試合を行う3カ所の都市を見回りながら宿所予約などを実務をする予定だ。

W杯に3回も出場し、「グラウンドの野生馬」と呼ばれたスター・プレイヤー出身の金部長は先月、選手出身では初めてサッカー協会国際部長に選任された。

金部長は、サッカー行政家になるため着実に実力と経歴を積んできた。彼は特に、03年8月から1年間、FIFAで受けた研修がたいへん役に立ったと言った。

彼は、「勉強も多くしたが、そこで付き合った世界のサッカー行政家たちが大きな人的資産」だと言う。金部長の同期たちはFIFA、アジアサッカー連盟(AFC)、各国サッカー協会およびトリノ冬季五輪組織委員会など、世界のスポーツ関連機構で活発な活動を繰り広げている。



jaeyuna@donga.com