Go to contents

黄教授「第1号最高科学者」はく奪か

Posted January. 06, 2006 03:23,   

한국어

黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大学教授チームの研究成果を検証しているソウル大学は、論文共同執筆者の処罰のレベルについて、頭を痛めている。

ソウル大学調査委員会は5日、経過報告を通じて、「一部のメディアが報道した『共同執筆者全員の懲戒方針説』は、ソウル大学の公式立場ではない」とし、「調査委が最終調査結果を発表した後、ソウル大学の公式立場の発表と措置がある」と明らかにした。

調査委は、「ソウル大学懲戒委員会が、調査委の報告書をもとに懲戒を決める」とつけ加えた。

ソウル大学は、発表の時点と立場表明の方式について、学内の意見をまとめている。

一部のソウル大学の教授は、2005年のサイエンス誌の論文がねつ造と判明したことから、黄教授はもとより、共同執筆者である姜成根(カン・ソングン)獣医学部教授ら関連者にも範囲を広げて処罰すべきだと主張している。しかし、獣医学部生命工学チームが研究を継続できるように配慮すべきだという意見が対立しており、処罰のレベルをめぐり、学内の意見が分かれている。

2005年の論文の共同執筆者25人のうち、ソウル大学所属は、黄教授を含めて13人だ。

一方、科学技術部は5日、来週半ばに最高科学者選定委員会を開き、黄教授の最高科学者の地位をはく奪する案を検討することを明らかにした。

9日に予定されたソウル大学調査委員会の最終調査結果の発表が、地位はく奪の如何に決定的な影響を及ぼすと見られるが、「ヒトクローンES細胞」がないという事実が明らかになっただけに、地位はく奪は避けられないものと見られる。

科学技術部は昨年6月24日、黄教授を「第1号最高科学者」に選定し、研究費を毎年30億ウォン、最長5年間支援することを決めた。黄教授は昨年、研究費30億ウォンを支援されたが、今回の会議で最高科学者の地位がはく奪されれば、今年から研究費の支援が中止になる。

科学技術部の関係者は、「黄教授問題と関係なく、最高科学者支援事業は継続されるため、第2、第3号の最高科学者を近く選定する方針だ」と述べた。



mint4a@donga.com wolfkim@donga.com