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日本メディア「めぐみさんを北に拉致した犯人は辛光洙」

日本メディア「めぐみさんを北に拉致した犯人は辛光洙」

Posted January. 07, 2006 03:00,   

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日本の各メディアが6日に報じたところによると、北朝鮮による日本人拉致(らち)被害者の象徴的な人物・横田めぐみさん(1977年に拉致、当時13歳)を拉致した犯人は、元北朝鮮工作員・辛光洙(シン・グァンス、76)だった。北朝鮮に拉致された後、在韓米軍の脱走兵だった夫とともに日本に帰還した曽我ひとみさん(46)が昨年11月、横田さんの両親にこのように伝えた、とのこと。

曽我さんは拉致直後の70年代後半、平壌(ピョンヤン)市内の招待所で横田さんと一緒に生活したことがあり、拉致実行犯と名指しされた辛光洙は、招待所で朝鮮語の講義と思想教育を担当していたとされる。申光洙は、韓国で、スパイ容疑で逮捕され死刑を言い渡されたが、南北首脳会談の合意によって、2000年、北朝鮮に送還された。

北朝鮮は、77年に故郷の新潟市で拉致された横田さんが北朝鮮で結婚して暮らしていたが自殺したとし、彼女の遺骨を日本政府に引き渡したが、日本政府が「DNA鑑定の結果、遺骨は偽物だった」と反論し、日朝関係が悪化した経緯がある。また、「韓国拉北者(北朝鮮へ拉致された人)家族の集い」のチェ・ソンヨン代表は、横田さんの夫は韓国人拉北者である可能性があるとし、韓日両政府に身元情報の確認を要請した、と明らかにした。

チェ代表は「横田さんの夫で平壌に在住しているとされるキム・チョルジュンさんが77年、78年に北朝鮮へ拉致された韓国人高校生5人のうちの1人である可能性が大きい」とし、「4日、大統領府と外交通商部、日本の首相官邸と外務省に、横田さんの娘キム・ヘギョンと彼ら5人のDNA鑑定を要請した」と話した。



parkwj@donga.com