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審議通過した「アダルト動画」もわいせつ物なら有罪

審議通過した「アダルト動画」もわいせつ物なら有罪

Posted February. 02, 2006 06:04,   

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政府の審議を通ったアダルト用動画に対し、裁判所は初めてわいせつ物だという判決を下した。

ソウル中央地裁刑事第7単独の李炳世(イ・ピョンシェ)判事は1日、男女の性関係場面を収録したアダルト用動画をインターネット・ポータルサイトに提供した容疑(情報通信法上わいせつ物流布)で、在宅起訴された金氏(43)に対し、先月26日罰金700万ウォンを言い渡したことを明らかにした。

裁判部は「同動画は、映像物等級審査委員会の審議を経たが、同委員会が『わいせつ』に対して免罪符を与えるくらいの位置づけではない。わいせつ物であるかどうかに対する最終判断は、司法部の役目だ」と述べた。

また、裁判部は「金氏が提供した動画は、性器を露出してこそいないが、主に性行為の場面ばかりを連続的に見せている。これは一般人の性的好奇心をくすぶり、金目当てに製作されたわいせつ物と見るしかない」と説明した。

金氏は、04年8月から昨年3月まで男女性関係場面などが撮影された動画12編を国内の有名なポータルサイトに提供し、一般人が該当サイトのアダルト用ページで1人あたり2000ウォンずつ払って見ることができるようにした疑いで在宅起訴された。

金容疑者の動画を掲載した「naver」や「yahoo korea」などのポータルサイトは、罰金1500万ウォンで略式起訴されたが、正式裁判に付託され現在、第1審の裁判を受けている。



wiseweb@donga.com