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新大邱−釜山高速道路を走ってみたら…

Posted February. 04, 2006 04:35,   

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2日午後6時17分、開通したばかりの新大邱(シンテグ)−釜山(プサン)高速道路のスソン・インターチェンジにやって来た。釜山を発って慶釜(キョンブ)高速道路を経て、新大邱−釜山高速道路の東大邱分岐点〜スソン・インターチェンジの区間を走ったが、職員は9200ウォンを要求した。

記者が、「1日から、慶釜高速道路を利用した車両とは区別して料金を取るという、新大邱釜山高速道路(株)の発表を信じて6900ウォンだけを用意した」と言うと、彼は「一旦お金を払ってから、営業所で2300ウォンを払い戻してもらうように」と教えてくれた。

払戻し担当の職員に、「慶釜高速道路を利用した車両だということを知っていながら、お金をさらに取るのは不当ではないか」と抗議すると、「車では区分できたが、本社からの指針がなかったのでやむを得なかった」と説明した。

新大邱−釜山高速道路の料金システムに弱点があるという指摘が提起されると、高速道路運営会社は、「1日から、慶釜高速道路を利用した車両と区別し料金を徴収するようにした」と発表したことがある。

しかし、記者が2日高速道路を直接利用してみた結果、相変わらず高い料金を取っていることが確認された。3日、新大邱釜山高速道路(株)側に、これに対する答弁を要求すると「今日午後6時から、自動払戻しシステムに替える」という回答を得た。

また、新大邱−釜山高速道路に加速取締まりカメラなど安全施設が不足し、事故発生可能性が高いことも表われている。

2日午後8時50分頃、新大邱釜山高速道路の釜山方向密陽(ミルヤン)インターチェンジ付近で、速度を時速140kmまでスピードを出してみた。ここでの制限速度は時速110kmだ。

1車線では乗用車がもっと早く走っっていた。時速180kmくらいのようだった。直線区間が多く加速する車両が多かったが、82キロの全区間に取締まりカメラは上下行線に1個ずつしかなかった。

他の高速道路が危険区間に10〜20kmごとに取締まりカメラを設置したのと対照的だ。このため、開通1日目で、南密陽インターチェンジ付近で加速による追突事故のため2人が死亡した。

開通初日には、道路掃除をまともにしていなかったため、車両7台がタイヤの切れなどとぶつかって破損した。また、路面からはね上がった石のため、数十台の車の窓ガラスとヘッドライトにひびが入った。

大同(デドン)分岐点と東大邱、それにスソン・インターチェンジなど、進出入路の道路表示板もやはりおろそかだ。運転者の朴氏(43)は、「スソン・インターチェンジを抜け出て慶釜高速道路を通って蔚山に行かなければならないのに、分岐点に両方向ともに釜山と表示されていたので、道を間違えた」と言った。

釜山・大同(デドン)料金所〜大同分岐点2.8kmは片道2車線に過ぎず、道路開通以後は車両が増えて常習停滞区間となった。料金所は大抵2分で通過できるが、出退勤時間には10〜30分もかかる。ボトルネック現象が予想されるにもかかわらず、運営会社のほうが道路を拡張しなかったためもたらされた現象だ。

運営会社のホームページ(www.dbeway.co.kr)と韓国道路公社のホームページ(www.freeway.co.kr)には開通1週間で、料金と運営システムに抗議する意見が1000件あまりも載せられた。



mobidic@donga.com