▲40代脱毛、別の原因も考えなければ〓40代男性のはげ型脱毛は、髪の毛が細くなって抜ける。ところが、髪の毛が細くならないのに多くが抜ければ、別の病気を疑ってみなければならない。
カン教授は「はげ型脱毛とは、髪の毛がますます細くなって、ついにはうぶげのように変わることだ。そうでなければ、炎症性疾患や甲状腺疾患、自己免疫疾患のルプス、糖尿病、結核など、別の原因があるのか、まず考えてみなければならない」とアドバイスした。
炎症性疾患のうち、代表的なものが脂漏性皮膚炎だ。トルトル皮膚科のファン・ソンジュ院長は「顔に油分の多い人に脱毛が発生したら、頭皮に炎症がないか、まず疑ってみなければならない。また、40代女性の髪の毛が突然どっさり抜け落ちたなら、休止期脱毛の疑いがある」と説明した。休止期脱毛の原因は解明されていないが、成長期より髪が大量に抜ける休止期の毛髪が多くなって起きる現象だ。時間が経てば、おのずとよくなる。
▲脱毛予防、生活習慣が大事〓脱毛は、大部分誤った生活習慣によるところが大きい。
頭皮に溜まった老廃物、ふけ、過剰な皮脂、細菌などは脱毛を進展させる原因物質であるため、これらが髪の毛を作る毛穴を防がないように注意すべきだ。細菌が増殖しやすい環境である溜まった老廃物と皮脂をなくすためには、一日に一度髪を洗うのがいい。頭皮が過剰な脂肪性である人は一日に二度洗う。
髪を洗う際には石鹸よりはシャンプーを使用したほうが毛髪にいい。とくに、過剰皮脂頭皮による脱毛なら脂性頭皮用シャンプーを使う。
皮膚科医院のカン・ジンス院長は、「朝、時間に余裕のない人は、夜に髪を洗うのがよい。朝にシャンプーをすると、時間に追われて頭皮をきれいに洗えない上、乾燥し切れなかった状態で出かけるため、髪が簡単に汚れるから」と指摘した。
脂肪性である人は、夜分泌した皮脂と汗、老廃物が溜まるため、できるだけ午前にシャンプーを利用して髪を洗う。
シャンプー前に木のブラシで髪を梳き、もつれた髪を整えれば、ふけと皮脂を事前予防する効果も得られる。
カン教授は「シャンプーをする際には、泡を立たせて摩擦による刺激を抑え、きれいにゆすいで洗浄成分による痛みを減らすようにすべきだ」と付け加えた。
リンスは毛髪用であるため、髪の毛部位のみそっと塗らなければならない。リンスもきれいにゆすがないと、炎症の原因になる。
また、髪の毛が濡れたまま寝てはならない。
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