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韓国人の名前・住民番号の情報漏れ発覚

Posted February. 16, 2006 02:59,   

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中国と台湾など海外の有名なインターネットゲームサイトとポータルサイトに、数百人にのぼる韓国人の名前・住民登録番号の記された名簿が公開されていることが分かった。

とりわけ、中国のあるオンラインサイトは、韓国人の生年月日を入力すれば、残りの住民登録番号を作ってくれるプログラムまで提供している。

最近、問題になったオンラインゲーム・リネージュの名義盗用事件も、それらサイトの情報を活用している可能性が高く、国家レベルでの個人情報の保護策作りが急がれている。

東亜(トンア)日報が15日に世界各国の主要ゲームサイトを検索したところ、「playstar.idv.tw」、「www.gamebase.com」など台湾の大手ゲームポータルの自由掲示板に、韓国人の名前、住民登録番号、住所、電話番号など詳しい個人情報が公開されてあった。

この個人情報を利用すれば、インターネットのゲームサイトに自由に入会できるのはもちろん、注文や送金など違法なオンライン取引もできる。

大半のインターネットサイトは入会の際、名前と住民登録番号だけで実名を確認しているからだ。

とりわけ、中国の「www.17173.com」、「game.china.com」は、韓国人の生年月日を入力すれば、任意に住民登録番号を生成するプログラムまで運営していた。

「www.i972.net」サイトのメーン画面には「ONLINE KOREAN ID CARD NUMBER GENERATOR(韓国人住民登録番号の生成器)」が設けられており、住民登録番号の生成だけを専門としている。同サイトは、韓国のオンラインゲームを無料で楽しめる方法も詳しく案内している。

グーグルなどポータルサイトを活用すれば、こうして探した住民登録番号と一致する実名を探すことができる。

本紙が確認したところ、米国のある個人のホームページ(HP)にも、韓国人の名前と住民登録番号が公開されてあった。

本紙が、メッセンジャーを通じて接触した中国人のゲーマーA氏は「外国人の入会を制限している韓国のゲームサイトを利用するため、韓国人の個人情報を活用するのは一般的なこと」とし、「中国や台湾・東南アジアなどでは、それを不法行為と考える人はあまりいないだろう」と述べた。

安哲秀(アン・チョルス)研究所の朴根佑(パク・グンウ)チーム長は「個人情報がインターネット上に公開されないようにするためには、情報を盗んでいくソフト(スパイウェアー)が侵入できないように、ワクチンプログラム(ウイルスチェッカー)を持続的にアップデートしなければならない」とアドバイスした。



jaykim@donga.com