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「生涯最初の融資」は「変動金利」・・・建交部

「生涯最初の融資」は「変動金利」・・・建交部

Posted February. 24, 2006 03:06,   

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23日、建設交通部(建交部)のインターネットホームページには、建交部が「生涯最初の融資」の金利を変動金利と明示したことを受け、批判の書き込みが殺到した。建交部が「政策の一貫性を欠いている」ということだ。

「悔しくてしょうがない」というIDのネチズンは、「冗談じゃないでしょう。変動金利なんて言葉は耳にしたことさえない」と憤慨した。

ID「合法的な詐欺だ」は「誰でも『生涯最初の融資』を固定金利だと認識していたし、政府や銀行も異議を唱えていなかったのに…」と不満をぶつけた。

昨年11月、「生涯最初の融資」を開始する際に、建交部は融資金利が固定なのか変動なのかを明らかにせず、「年5.2%」とごまかした。しかし、22日は「変動金利」という文言をこれとなく入れている。

建交部は「国民住宅基金を財源にした融資は、政府の基金運用計画が変わると調整される『政策金利』であるため、変動金利だと別途に明示していなかった」と釈明した。

しかし、銀行の関係者は「商品に『年数%』と金利を明示すれば、固定金利として受け止めるのが当然だ。もし、変動金利ならば、どこにどのように連動するのか明らかにするのが筋だ」と指摘した。

サラリーマンのクォン氏は、昨年12月ウリィ銀行から「生涯最初の融資」として1億1000万ウォンを固定金利で借りた。

彼は「銀行の窓口の職員たちも固定金利であるため、有利だと説明していた」と東亜(トンア)日報に「融資取引約定書」コピーを送ってきた。同コピーには融資の利子率が「固定利率」とされており、「満期まで年5.2%」という利率が明示されている。

銀行はこの手の論争の余地をなくすため、今年1月から「生涯最初の融資」の融資取引約定書に「変動金利」と明示している。

ところが、昨年末までに1万7000世帯あまりが9500億ウォンの「生涯最初の融資」を受けていることを考えれば、固定金利融資がかなり多いものとみられる。

本紙の取材結果、一線の銀行の窓口では依然顧客たちに「『生涯最初の融資』は事実上固定金利」と案内するということだ。

これについて、建交部の宋錫俊(ソン・ソクチュン)住居福祉支援チーム長は「窓口を通じて貸し出しを行う際に変動金利だということを明確に説明するように銀行側に要求してきた。顧客に固定金利だと説明したならば、これはあくまでも明白な銀行側の責任だ」と述べた。