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床屋が消えつつある 中年男性の美容院利用増加

床屋が消えつつある 中年男性の美容院利用増加

Posted March. 07, 2006 03:35,   

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ソウル九老区(クログ)九老洞のある床屋は最近、カット料金を2000ウォンに下げた。それでも床屋を尋ねるお客さんは一日平均10人にならない。

理髪師経歴が40年のオーナー、ナム某氏(64)は「収入が1980年代の10〜20%に減った。近くの床屋2店は、去年と今年廃業した」とため息をついた。

▲理・美容業店の廃業、続出〓保健福祉部(福祉部)の「公衆衛生店の現況」によると、理・美容業店が急激に減っている。昨年現在、国内で営業中の理容業店(床屋)は2万6904店、美容業店(美容院)は8万1663店だ。2000年と比べると、床屋5300店あまりと美容室2100店あまりが廃業した。

床屋は中壮年層の男性たちが美容院で散発するようになってから不景気が続き、廃業する店が続出している。美容院に比べて店は少ないが、減少幅は遥かに大きい。

美容院も2002年を頂点に3年間5200店あまりが廃業した。4万〜5万ウォン程度のパーマ料金をソウル都心で1万〜1万5000ウォン台に下げる所もできた。

▲「サインボールは私たちの物」〓社団法人韓国理容師会中央会は5日「床屋だけサインボールを使うように保健福祉部に公衆衛生管理法の改正を要請する」というやや変わった計画を明らかにした。

韓国理容師会中央会の関係者は「マッサージパーラーや男性休憩テルなどがサインボールで顧客を集めている」とし「このためにサインボールのイメージが悪くなり、模範的な店にも入ることを憚るお客さんも多い」と主張した。

この関係者は「サインボールは床屋を現わす国際共通の記号であるだけに、政府が無分別な使用を規制しなければならない」と話した。

昨年には床屋と美容院が男性の美容院出入りをめぐって違法性論争を行ったことがある。

これに対して、福祉部のある関係者は「男性の美容院の出入りを禁止する規定はない」とし「サインボールの問題が正式に受け付けられると、これを検討してみる」と話した。

▲床屋、美容院の生計は〓福祉部の他の関係者は「床屋が陰性的な雰囲気から脱皮し、顧客志向の変身を遂げなければ、さらに厳しい局面を迎えるだろう」と話した。

韓国美容師会中央会のある関係者は「美容院の不振は景気低迷によるものだが、皮膚管理などが別途の領域に分離し、顧客が減った側面もある」と話した。



peacechaos@donga.com