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「100万ウォンではなく40万ウォン」

「100万ウォンではなく40万ウォン」

Posted March. 11, 2006 03:00,   

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独立記念日の3月1日(三一節)にゴルフをした当時、参加者らが賭けゴルフをしていた事実が、10日に確認されることによって、李海瓚(イ・ヘチャン)首相は道徳的にさらに窮地に追い込まれるようになった。

とりわけ、いわゆる「基本金」として40万ウォンを出した人が、違法な政治資金の提供で議論を広がせたカン・ビョンジュン前釜山(プサン)商工会議所会長であったことが分かったからだ。ゴルフをしたことが伝えられた後、参加者らが賭けゴルフをした、との話が絶えず出ていたが、当事者全員が否認してきた。ゴルフをした李基雨(イ・ギウ)教育人的資源部次官は「賭けゴルフはしなかった」と主張してきた。

そうした状況で一部のマスコミが10日、Aゴルフ場の関係者A氏の話として「100万ウォンくらいの金の束をキャディーに任せて、1ホール当たり5万〜6万ウォンの賭けゴルフをしたもようだ。誰がどのくらい出して、受け取ったのかは知らないが、最後はお金が全然残っていなかった、と聞いている」と報じた。マスコミの取材が続くと、参加者らはこの日「賞金の金額は100万ウォンではなく40万ウォンであり、首相は最後までお金を受け取らなかった」と語りはじめた。

鄭淳澤(チョン・スンテク)前大統領教育文化首席秘書官は同午後、東亜(トンア)日報記者との電話通話で、賭けゴルフをしたことを認めながら「カン前会長が40万ウォンを出した。しかし、首相はゴルフが終わった後、自分が受け取ったお金を『適当に使うように』と話してゴルフ場の職員に渡した」と説明した。カン前会長、ユ・ウォンギ嶺南(ヨンナム)製粉会長、鄭氏はこの日、首相室の記者室あてにこうした内容のファックスを送った。

ゴルフ場関係者は「(李首相の組に)2人のキャディーが付いていき、後の組には1人のキャディーが試合を補助し、李首相の組には特別に経歴が長く、業務に慣れているキャディーを送った」と伝えた。また「ラウンドの途中、一部参加者のゴルフマナーは、それほど良いほうではなかった、と聞いている。ゴルフのルールもきちんと知っておらず、キャディーがいろいろと教えてやっていたもようだ」と説明した。

同関係者は、当時、李首相に同行したキャディーらがゴルフ場に出勤せずにいる、という巷間のうわさについて「そうではない。約100人のキャディーが通常通り出勤している」と付け加えた。これについて、Aゴルフ場の崔寅燮(チェ・インソプ)社長は「キャディーは、ゴルフ当時の状況や人的事項などについて決して口に出さない」と釈明した。



silent@donga.com mobidic@donga.com